弊社は糸に拘ってLaceを生産しています。
「キュプラ・ベンベルグ」
弊社で主に使用している旭化成の繊維「キュプラ、ベンベルグ」の原料はコットンの種の周りのうぶ毛（コットンリンター）を薬品に溶かして繊維としたもので、天然繊維の持つやさしさと化学繊維が持つ機能性を兼ねそなえた再生繊維（再生セルロース繊維）です。
出典: 旭化成株式会社 繊維事業本部
特徴としては、シルク・レーヨンより摩擦刺激性が少なく手で触った時の風合いが良いこと。
シルクと似た光沢があり、シルクよりも耐久性に優れ、「深呼吸する繊維」と言われるほどの吸湿性も備えています。
吸湿性が高いので静電気が起きにくいのも特徴の1つです。
「トリアセテート」
弊社が一昨年から取り組んでいる「トリアセテート」は、木材パルプのセルロース成分に酢酸を作用させてつくる合成繊維（半合成繊維）で分類としては化学繊維になります。
トリアセテートの特徴をあげると、シルクのような光沢と、染色した際の発色性の良さ、比較的高い温度でプリセットができるので寸法安定率（収縮率）にも優れています。
「レーヨン」
木材パルプに含まれているセルロースを薬品で溶かして繊維に再生することから、再生繊維と呼ばれています。 シルクの代替品として作られた糸なので綺麗な光沢があります。
